Q.1
糖尿病の目の合併症にはどのようなものがあるのですか?
A.
糖尿病網膜症、白内障、血管新生緑内障、黄斑症、角膜障害、虹彩・毛様体炎、外眼筋麻痺、虚血性視神経症などがあります。
合併症のなかには、通常であれば角膜障害のように激しい痛みを感じるものもありますが、末梢神経障害を起こした糖尿病患者さんでは痛みを感じない場合があり、治療が遅れてしまうことがあります。
早期発見をし、進行を食い止めるためにも眼科での定期的な検査は大切です。
Q.2
糖尿病網膜症になると失明するのですか?
A.
糖尿病網膜症になったからといって、すぐに失明するわけではありません。
初期の段階(図1.単純糖尿病網膜症)ではほとんど自覚症状がないため、患者さん自身が目の異常に気付くことは困難です。
このため、眼科で定期的な検査を受けることが大切です。
初期に気付かずに症状が進行してくると(図2.増殖糖尿病網膜症)失明する確率が上がります。
図1.単純糖尿病網膜症
図2.増殖糖尿病網膜症
Q.3
糖尿病網膜症で失明する人はどのくらいいますか?
A.
糖尿病網膜症で視覚障害者になる人は年間3000人にのぼるといわれています。
日本国内で、失明を含めた視覚障害の原因として1番目に多いのは緑内障、2番目が糖尿病網膜症です。
Q.4
糖尿病網膜症の治療にはどのようなものがありますか?
A.
初期では血糖コントロールによって眼底出血が改善することもあります。
また、他の治療効果を十分なものにするためにも、血糖コントロールは不可欠です。
症状が進行してくると(図2.増殖糖尿病網膜症)、レーザー光凝固術や硝子体手術が必要な場合もあります。













