2016年6月20日月曜日

白内障

 
 
白内障とは...
眼の中の水晶体という部分が濁ってしまう状態のことです

 
 
 
 
 
白内障の種類と原因

最も多いのは加齢による加齢性白内障です。
他にもアトピーや糖尿病などによる全身疾患に合併するもの、生まれつき、目の怪我によるもの、放射線や薬剤によるものなど若い方にも起きる可能性があります。



白内障の症状
 
かすんで見える、まぶしくなり明るいところで見えにくい、二重三重に見えることが多いです。
また一時的に近くが見えやすくなったり眼鏡が合わなくなることもあります。
白内障だけであれば、痛みや充血はありません。
 
白内障の治療と手術
 
日常生活に支障がない程度の白内障であれば点眼薬や内服薬により白内障の進行を遅らせます。
これらの薬剤は水晶体が濁るスピードを遅くするもので、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。

視力が低下して仕事に支障がある、外ではまぶしくて極端に見えにくい、視力が0.7以下になって運転免許更新ができない、など日常生活で不自由を感じるようであれば手術を行います。
医師とよく相談しましょう。

当院では白内障手術が必要な場合には、提携医療機関まで無料送迎しております。
詳しくは以下のURLをご参照ください。
http://himawari-ganka.jp/newsdetail/?id=195

2016年6月7日火曜日

緑内障


緑内障とは....

何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇が原因の一つと言われています。

緑内障の約7割が眼圧が正常にも関わらず緑内障になる正常眼圧緑内障という種類です。
緑内障の種類はいくつかありますが正常眼圧力緑内障は日本人に多いということが分かっています。


緑内障の症状

正常眼圧緑内障の場合、自覚症状はほとんどなく知らないうちに病気が進行していることが多くあります。
視神経の症状はゆっくりとおこり、視野(見える範囲)も少しずつ狭くなっていくため目に異常を感じることはありません。



緑内障の検査
当院では大学病院レベルの検査を受けることができます

①眼圧検査
正常値は10~21mmHgですが、人によっても眼圧の基準値は異なります。
基準値から眼圧が上がっていないかどうか、定期的に測定する必要があります。


②眼底検査
視神経の状態を見るために、視神経乳頭部を観察します。
緑内障では視神経が障害されるため、そこに繋がる網膜神経線維も障害されていき徐々に視野にも影響が出てきます。
当院ではOCTという網膜の厚みを調べる機械を用いて網膜神経線維の障害程度を調べ、緑内障の早期発見に努めています。



③視野検査
視野(見える範囲)の欠損の存在の有無や大きさから緑内障の進行具合を判定します。
当院では動的視野計、静的視野計の2種類の機械を用意しております。通常の視野検査では固視不良で検査ができなかった方にも対応できる検査です。検査の信頼性が低い結果が出た方は一度当院でご相談ください。

2016年6月1日水曜日

色覚②


前回に引き続き色覚についてのQ&Aコーナーです!!



Q.1
先天色覚異常は治りますか?

A.
現在有効な治療はありません。



Q.2
運転免許はとれますか?

A.
普通免許(第一種)の免許はほとんど取得できます。



Q.3
理系の大学に進学したいのですが可能ですか?

A.
理工系、医歯薬系の大学にも進学できます。
色覚異常がハンディになりうる進学先としては、船舶運転免許が必要となる水産高校や大学、工業高校の機械科、大学理学部の化学科など、特に色の識別が大切な授業や実習のある学校が考えられます。


Q.4
就職先が制限されることがありますか?

A.
色覚異常のために制限される資格や職種としては、今のところパイロット、船舶・鉄道の運行業務、警察官、自衛官、消防士、騎手競艇選手などがあります。
色覚異常がハンディになりうる職種としては、印刷、塗装、染色、カラーコーディネーターなどが考えられます。また、野菜や魚の鮮度を見分ける必要がある職種など、微妙な色の判別が要求される仕事では、しばしば困難を伴うこともあるでしょう。
制限の内容は職種によって色々で、地域差もあります。制限の見直しが行われていることもありますので、その都度、確認が必要です。


Q.5
先天色覚異常は白黒にみえるのですか?

A.
白黒の世界ではなく色の知覚は可能です。
見る条件や色覚異常の型や程度によっても異なりますが色誤認しやすい組み合わせは以下の通りです。
 
        ※この図は検査表ではありませんのでご注意ください


        

        ≪高度色覚異常の方のシミュレーションによるオシロイバナの見え方≫
               
                ①
 
 
                ②


②は先天赤緑色覚異常の方の見え方をシミュレーションしたものです。
混同しやすい色はありますが、明るさや彩度によって区別出来ることがほとんどの様です。




 

2016年5月27日金曜日

色覚①


2003年学校検診で色覚検査が行われなくなっていたのをご存知でしょうか。
気付かずに進学や就職をしてからさまざまな問題が生じることも少なくはありませんでした。そのため学校保健法が改正され、2016年度から学校検診での色覚検査が再開されることになりました。


様々な種類に分類されますが最も多い先天赤緑色覚異常の発生頻度は、

日本人 
男性の  20人に1人(5%)
女性の 500人に1人(0.2%)
      
      ↓

学校で男女半数ずつの40人のクラスには
色覚異常の男子生徒が1人いる計算です


      
      ≪先天赤緑色覚異常の方の見え方≫
       ①
                
         ②
②は先天赤緑色覚異常の方の見え方をシミュレーションしたものです。
全く白黒の世界ではなく、色の知覚は可能です。
その人によって色の認識が異なるのです。

2003年~2015年の間には学校で色覚検査を行っていませんでしたので一度も受けたことがないという方もいると思います。
一度は検査してみてはいかがでしょうか。




2016年5月9日月曜日

小児の視力③

小児の視力③

今回も引き続き小児の視力についてお話いたします。

学校検診の視力検査のはA(1.0以上)、B(0.7~0.9)C(0.3~0.6)D(0.2以下)で評価されます。

A以外の判定が出た場合近視がある可能性が高いです。

 
 
テレビや携帯ゲーム、スマホ、パソコンや読書、学習など
 
近いものを見る時間と関係しているのでは・・と言われています。
 
 
 

2016年4月25日月曜日

小児の視力②

小児の視力②



前回に引き続き視力についてお話しいたします。

新学期が始まり学校検診の結果が出ている頃だと思います。

学校の視力検査では以下の通りA・B・C・Dの4段階で評価されます。


 

結果が良く出ていても、目を細めていたりすると実は近視があるということにも気付けない場合があります。
治療が必要な弱視などが隠れている場合には早めの治療が大切です!!

是非この機会に一度精密な視力検査をして視力低下の原因について調べてみてはいかがでしょうか。

 

2016年4月19日火曜日

小児の視力①

小児の視力①

小児の視力についてお話します。

個人差はありますが成長とともに視力は変化していきます。


 
 
※上記の視力は裸眼ではなく、眼鏡等での矯正視力を示しています。

 

眼鏡で矯正しても視力が出ない状態を弱視といいます。

弱視の原因としては斜視、屈折の左右差、屈折異常、眼瞼下垂など様々です。

視力が一番発達しやすい時期は1歳半~8歳までと言われています。

 
 

 
弱視があっても感受性期間内に治療を行えば視力の向上が期待できますが、大きくなってからの治療では効果が出にくくなってしまう場合があります。

お子さんは自分で見にくいとはなかなか言えません。

3歳から6歳までの間に必ず一度は視力検査をしておくことをおすすめ致します!!